コットン(綿)について│日本人の一番身近にあるコットンの事を知る

コットン

コットン(綿)について│日本人の一番身近にあるコットンの事を知る

私たちが当たり前のように使うコットン(綿)について私たちはどのくらい知っているのでしょうか。
コットン(綿)は日本人の一番と言っていいほど親しみがあり、身近にある天然素材です。

APUHOUSE FABRICのオンラインストアでも、数多くのコットン素材を揃えています。
オンラインストア、コットンカテゴリはこちらから。

家のクローゼットを開けてみたり、今着用している服を確認するとどこかしらにコットン(綿)が含まれていたりするもの。
そんな素朴だけど、実は知らない疑問を今回は考えてみたいと思います。

 

綿花を育てる

綿は春頃に種をまき、4ヶ月程度で大きくなり花が咲きます。
背丈の大きさはだいたい1m前後に抑え、綿の花の色は変化する特徴があります。
淡い黄色からピンク色の色合いに変化します。
とても美しく愛らしい光景でずっと見ていたくなりますがすぐにしょぼんでしまいます。
開花後には2日~3日程度で花が散り、約2ヶ月程の時間をかけて実が膨らんでくるのです。

綿花の実

そしてその実が弾けると時間をかけて少しずつ白い綿繊維(ワタ)が顔を出してきます。
※白い綿繊維(ワタ)はコットンボールとも言われています。

 

綿花とは

綿花とよく聞きますが綿花とはそもそも何なのだろう。
名前では『綿花』と書きますが綿に咲く花ではありません。

 

何故綿花と呼ばれるのだろうか

上記の ” 綿花を育てる ” でも書いた通り、白い綿繊維(コットンボール)が花のように見える事からそう言われるようになりました。
それはなんだか可愛く、綿花畑一面が白い綿花に覆われるととてもきれいで美しい光景そのものなのです。

綿花

※綿(コットン)は花が咲きますがそれを綿花とは言わず、白い綿繊維(コットンボール)の事を綿花といいます。

 

白い綿繊維(コットンボール)の中はどうなっている?

白い綿繊維(コットンボール)の中には綿種子が絡まりついています。
綿種子とはいわゆる綿の種の事。
実が膨らみ弾け、時間をかけて白い綿繊維(コットンボール)になりますが最初は水分を含んでいますので実が弾けて2日~3日後に収穫を行います。
収穫後に中の綿種子を取り除き、白い綿繊維(コットンボール)のみを繊維として使用します。

 

生産国は?

それでは、原産国について触れていきましょう。
残念ながら私達の住む国、日本では綿(コットン)の生産は多くありません。
遠い昔は日本でも生産に力を入れていた時代はありましたが定着せずに今では輸入に頼っています。

 

世界の生産国ランキング

気になる綿(コットン)の生産の多い国はどこでしょうか。

 

  • 1位:インド 年間 18,530,000トン

インド

綿(コットン)の生産国で有名なインドが1位です。
膨大な生産を行っていた中国を抜き、1位となりました。
インドは小規模な農園が多くあり、それが膨れ上がり生産量を生み出しています。
インドは児童が働いたり強制的に労働されたりと問題も多くあります。
私達が当たり前のように使っている綿(コットン)も大変な労働で生産されていることがわかりますね。

 

  • 2位:中国 年間 17,148,459トン

世界一の人工の中国の特性を活かし綿(コットン)の生産も世界でトップクラスです。
一方、中国は綿(コットン)の消費もずば抜けており生産量のほとんどを自国で消費しています。
中国は衣料などの工場が多くあり、そのような関係で綿(コットン)を輸出することがほとんどありません。

 

  • 2位:アメリカ 年間 12,000,000トン

自由の女神

インドとは異なり大規模な農園を多く持つアメリカ。
これもまた中国と異なりますがアメリカは綿(コットン)の世界最大の輸出国。
また、アメリカの農園は他国に比べしっかりと管理されており品質がいいのも特徴です。
効率よく安定した品質のアメリカ綿は日本でも多くの需要があります。

 

まとめ

洋服や雑貨など様々な物作りに関わっていると身の回りにどれだけ繊維が溢れているのかに気付かされる時が多々あります。
洋服、バッグ、カーテン、ソファーなど数えだしてはきりがないほどの繊維を人間は使用しています。
その裏側には今回の特集で触れた綿(コットン)を栽培する人、他にも大変な環境で作業している方がいること。
最終的に仕上がった綿(コットン)を私達、生地屋が製造や企画、販売を行っており、それを使用してくださる方たちがおられること。

 

最後に

すべての物には企画者、製作者や製造者などの想いが込められています。
アプハウスの生地をお求め頂き、制作される方も想いを込めて制作をされるはずです。
このページで綿(コットン)について少しでも理解して頂き、それを皆様の手によって『想いに変える』をコンセプトに伝えられたらと思い著作させて頂きました。

 

 

 

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