児島デニムの歴史
何故児島デニムがこれほどに支持され続けているのか。
他のデニムとどう異なるのか。
それは他にはない児島地域の根付いた歴史が語る努力や改良などの象徴です。
Old tale 昔のお話
児島は日本で国産ジーンズを作るのに初めて成功した地域
縫製などの技術を持っていた児島が戦後1960年頃、ジーンズ制作を始めました。
日本人ならではの繊細な技術で織られる児島デニムは岡山県の職人たちのゼロから始めたデニム作りの険しい道のりが表現されているといっても過言ではないほどの素晴らしさです。
児島デニムの一番の魅力は風合いや色落ち感です。
デニムのインディゴ染めには大変高度な技術が必要となりますので熟練した職人の手作業による微調整が鍵となります。
そしてこだわった糸も重要です。
カメルーンコットンやジンバブエコットン、コーマ糸など糸へのこだわりや知識も世界から評価される重要な内の一つです。
About oz of denim オンスについて
ジーンズを履いたりする方は一度は " oz (オンス) " という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
このページを訪れている方の大半はハンドメイドの経験、もしくは興味を持っている方かと思います。
" オンス " とは [ 糸の太さ ] と思っている方も多いかもしれませんが残念ながらそれは間違い。
オンスとは1平方ヤード程の生地の重さを示したもの。
※その為、同じオンス生地の規格が違う場合は厚みが異なることが多々ございます。
" oz オンス " 数字が小さくなるにつれて軽くなり、大きくなるほど重くなります。
【 重い = 丈夫 軽い = 丈夫でない 】 というわけではなく、折り方や使用する糸などでも強度が変わってきます。
デニムの用途によって " oz オンス " を使い分けるのがポイントとされています。
Discoloration of the indigo dye " インディゴ染料 " の色落ち
インディゴ染料を使用すると、この " 色落ち " から逃れる事は出来ません。
逃れるというよりも " 色落ちは " インディゴ染めの 【 財宝 】 の一つ、色落ちがあるからこそここまで愛される染色方法なのです。
染め上げた職人の技術、経験、知識が色落ち感すべてに関わってきます。
いいデニムとはどのように色落ちしていくかの " 色合いの変化 " が一つの重要点となっています。
Direction of the twill " 綾織り " の向き
綾織には " 右綾 " と " 左綾 " が存在します。
それは下の画像でもわかるよう、左上から右下に傾斜があるのが左綾、右上から左下に傾斜があるのが右綾となります。
これはただ単に分けているだけではなく、各折り方に生地への想いが込められているのです。
左綾 | 右綾 |
・デニム生地の中では珍しく全体の約2割程度 |
・約8割のシェアを持つ一般的な折り方 |
Highest Quality Kojima Denim 最高品質のデニム
職人たちが磨きぬいた技術は今や世界にも評価され、海外の高級ブランドにも数多く利用されています。
児島デニムは世界的にも " 最高品質 " と言うことが出来るデニムで色落ち後の表情はいうまでもなく絶品。
その様な素晴らしいデニムを自身のライフスタイルの一部に取り入れて是非お楽しみください。