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    リネン工場の日々のお仕事

    リネン生地の製造、それは思ってもみないほど大変な作業でした。
    アプハウスのオーナーの家郷がリネン工場に見学に行きました。
    " お金を出せば買える生地 "
    ですがその生地を企画する人がいて製造するいる人がいる。
    今回はそのような内側に視線を向け、アプハウスのリネンの製造過程を少しでもわかって頂きたく思います。

    STEP1. リネンの製造工程 経糸を準備する

    生地を使う方は仕上がったものしかご覧になったことはないと思います。
    工場では汗水を垂らし、丁寧に確実に作業が行われています。

    ビームの写真

    まずはこの大きな物体はなんでしょうか?
    正式名所は 『 ビーム 』 といいます。
    このビームにリネンの経糸を繊細に巻き付けていきます。

    リネンの経糸

    この上の画像の糸すべてがリネンの経糸。
    上下8段、奥に30列以上のリネン糸が並んだ台
    この大きさの台がいくつもありました。
    このリネン糸で経糸を巻いていくのですが熟練した職人さんしか触れません。

    リネン工場職人

    話すことなくもくもくと作業をする職人さん。
    数十年は勤務しているベテランだそうです。
    しばらく見学させていただいていましたが凄い集中力で無駄なく動かれていました。



    経糸をビームへ巻き付ける流れ

    ビームに巻き付ける工程だけでも大変複雑な作業に感じました。
    複雑な機械と経験や技術から微調整を行っている様子は繊維のお仕事をしている私共に感動を与えてくれます。

    経糸をビームへ巻き付ける流れ

    繊維仕事はホコリなどが大変飛び交ってしまいますがこちらではしっかりと綺麗にお手入れされています。
    機械整備はもちろん、ホコリの溜まりやすい地面や隅までもしっかりと手が行き通っていました。
    上質な生地の製造には欠かせない事で細かな事から気を付けているのがとても信用できますね。

    経糸を操る機械





    ビームへの巻き付けが完了!

    精密な機械を利用し、熟年の職人さんが丁寧に確認をして細かな調整を行います。
    膨大な量の糸が機械を通り、一つのビームに巻き付けられる光景は本当に凄まじく、ダイナミックながら繊細なシーンそのものでした。

    ビームへの巻き付け完了





    STEP2. 緯糸を織り込む

    ビームに経糸を巻き付けるのが完了したら次は緯糸を織り込んでいきます。
    この工場は2種のメーカーの織り機を使用していましたが1種は古くなり使える部品を再利用しているそうです。
    緯糸の織り込みは別の部屋で行い、機械の音が大変大きく会話が聞こえないほどでした。

    緯糸を打つ機械

    こちらでも目を離すことなく、丁寧に丁寧に作業を行っておられました。
    このような場面に直面すると生地の価値、大切さを心から実感できるので、暇があれば足を運ぶことにしています。

    緯糸を打つ職人





    STEP3. 仕上がった生地の検品

    緯糸を織り込むのが完了すると仕上がった生地に毛羽や難、ホツれなどがないかを入念にチェックする職人さんがいます。
    生地が下から上へ流れていき、裏にライトを当てて丁寧に検査してきます。
    2種類のライトを使い分けて数百メートルもの生地をすべて見ていくのです。

    生地を検品する職人

    まるで気が狂いそうな永遠の作業は本当に細かくて頭が上がらない気持ちでいっぱいになりました。
    機械だけでの製造は不可能なところからも人の手の大切さも感じられます。
    丁寧な人がいるからこそ工場の質から生地の質
    そしてそれを販売させていただくアプハウスの質を上げることができるのです。

    生地を検品する職人のアップ

    検査を終えた順に少しづつ裏へ生地が流れていきます。
    これはシワにならないように自動で機械が前後して生地を降ろしていきます。
    ここまできたら大半終了となります!
    最後は丸巻(反物)にするのか1mずつに畳みにするのかの2つに分かれます。

    畳まれていく生地





    最後に

    仕上がった生地達はこの工場に何十、何百とありました。
    麻をメインに織られていますが一部、綿素材も製造しておられるらしく日本全国から依頼が届くそうです。

    梱包された生地

    アプハウスで販売しているリネンはこのような製造方法で織り上げられています。
    生地製造の裏側を少しでも理解してお使いしていただけたら幸いに思います。
    良いリネン、悪いリネンではなく、どのようなコンセプトで製造されたかのポイントを知るのが大切となりそうですね。

    畳まれた生地

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